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【2025/03/14 22:42 】 |
第12話:初恋フォーエバー!06~10

完全ネタバレバージョンで参りたいと思いますので、自力で見ようという方は「つづきはこちら」を押さないでくださいね。

 

ラストのセクションが10シナリオということで、続きはここから~~。

 

真澄さんが後継者候補から下りて、自動的に総司さんが時期後継者に決定した。

悠里ちゃんも超セレブになったわけですにゃ。

 

ってことで、晴れて結婚式をグループの総力を挙げてすることに。

ここで、問題発生!

お呼ばれしていた有馬さん、何故か服装がいつものままで、こりゃ結婚式に来た感じじゃありません(笑)。

そして、有馬さんと会話する悠里ちゃんを見るにつけ嫉妬する総司さん。

ここからダラダラと服をぬがせぇ~の、オシオキをやり~~のって事で、後半になるほど甘アマな感じになっております。

悠里ちゃんが、初恋の人って事をなかなか言わない総司さん。

でも、最終的にはお互いに愛し合ってることを、確認してめでたしめでたしって感じです。

私的には、ダラダラと同じ文章が続くことが耐えられず・・・(以下略)。

有馬ルートに戻りたいなぁって思いましたねぇ(笑)。

 

総司さんフリークは、完全バージョンでお楽しみください~。

拍手[11回]

第12話:初恋フォーエバー!06

 

数ヵ月後

総司さんが白金グループの時期後継者と正式に決定した

そして・・・・私達は結婚式を挙げた

白金真澄は、後継者候補から降り、自動的に総司さんが後継者に決定したのだ

本当は知り合いだけを呼んでこぢんまりとした挙式を・・・・と思っていたけど、さすがにそういうわけにもいかず・・・・

白金グループを挙げての結婚式は、盛大で豪華で、当人である私が一番困惑してしまうほどだった

控え室に戻り、ウエディングドレスから着替えようとすると志信さんが入ってきた

「それにしてもさすが白金っていうところか・・・・すごい式だったな」

「私・・・・自分がこんなすごい結婚式を挙げるとは思いませんでした」

「ははは、総司が引かなかったんだろ?本当はあいつが一番君の花嫁姿を楽しみにしていただろうしな」

「そうなんですか?」

「ああ、本当はもっと早く挙げたかったらしいが、結婚式で君に逃げられたら・・・と思うとできなかったのかもしれないな」

「そんなことないと思いますけど」

「まあ、あんなに幸せそうな総司の笑顔も久しぶりにみたし、よかったよ」

「そうですね」

「総司のこと、よろしく頼むよ」

「はい」

「おい・・・・俺の花嫁と何してるんだ?」

「総司、怒るなって、お祝いだよお祝い」

「花嫁姿を一番長くみていいのは新郎たる俺だけだ」

「はいはい、お前の嫉妬にも慣れてきたよ、じゃあまたな」

「ああ」

「総司、幸せになれよ」

「お前もな」

志信さんは、にやりと笑って、後ろ手に手を振って出て行った

総司さんはむっとした表情で、志信さんを見つめた後、私のことを抱きしめる

彼に取られたくない・・・・そんな子供じみたしぐさに、思わずくすりと笑ってしまう

 

 

 

第12話:初恋フォーエバー!07

 

「今日のお前は・・・・ひときわ綺麗だから、本当は誰にもみせたくなかったくらいだ」

「じゃ、こじんまりとすればよかったのに」

「それじゃあ、悠里のことを自慢できないだろ?」

「矛盾してるよ」

「お前のことだけだけどな」

総司さんの手をほどいて、ウエディングドレスから着替えを始める

「もう脱ぐのか」

「二次会も終わって、あとは部屋に戻るだけですから」

「・・・・俺が脱がせてやる」

背後に回った総司さんが、静かにファスナーを下げる

「ひ、一人で大丈夫ですから!というか、総司さんがいるのに着替えなんて・・・・」

「なぜだ?正真正銘、夫婦になったんだから問題ないだろう」

「そ、そうじゃなくて・・・・・」

抵抗する余裕もないまま、ドレスが上半身、脱がされてしまう

恥ずかしさのあまりうつむいていると、少し強引に総司さんの方を向かされて・・・

「・・・・・っ」

唇が重なると、すぐに舌がもぐりこんできた

困惑しながらも、必死でその熱に応える

「そうだ、いい子だな・・・・・」

「んっ・・・・ふぅっ・・・・・」

「最初の頃よりも、キスがうまくなった」

「総司さんに教育されましたから・・・・・」

「だが、カラダの方の教育はまだまだだ」

「カラダって・・・・・!」

言いかけると、総司さんが再びキスで唇を塞いだ

息が乱れるほどの深いキスが続いた後・・・・つい、私これまで思っていたことを口にしてしまう

 

 

 

第12話:初恋フォーエバー!08

 

「総司さんは?」

「え?」

「本当に・・・・私でいいんですか?」

「おまえしかいない」

「だけど・・・・・」

「・・・・・おまえは忘れているようだが」

総司さんの柔らかい唇が首筋に、胸元へと下りていく

熱を持った指を私の肌の上で滑らせながら、少し困ったような声で囁いた

「志信が言った、俺の初恋の相手というのは・・・おまえだからな」

「・・・・・・え?」

「志信も最初は知らなかったようだが・・・・俺を助けるために証拠を集めるうちに、おまえがその相手だったと気づいたらしい」

「ちょ、ちょっと待ってください なんの話・・・・・」

「最初におまえとぶつかったのは偶然だ だが、おまえの顔を見て・・・・中学の頃からずっと好きだった人を思い出した」

「中学・・・・・」

そうだ

総司さんは、一度見た人の顔は忘れない

成長しても面影が残っていれば、似ていると気づくかもしれなかった

「そ、それが・・・・私だって、そんな・・・・」

「最初は似ている気がして、香坂に調べさせた まさかおまえが本人だとは思わないからな」

「だが・・・・報告書を読んで、年齢も、それに通っている中学も・・・・名前も、全て同じだと気づいた」

 

 

 

第12話:初恋フォーエバー!09

 

香坂さんが最初の頃に言った言葉を思い出す

私の報告書を見た時、総司さんが驚いた様子だったと

「だって・・・・・それなら、どうして教えてくれなかったんですか?」

「おまえが気づいていないのに、言えるわけないだろう」

「それでもおまえがほしくて・・・・・奴隷なんて理由をつけて、婚姻届にサインさせたんだ」

「だけど、最初に教えてくれてたら、私・・・・・・こんなに悩まなくてすんだのに」

「悩む?」

「総司さんの初恋の話を聞いてから、ずっと・・・・・私に言ってくれた言葉はなんだったのかとか、好きになってもらえなくてもいいから、せめて妻としての役割は果たそうとか・・・・」

「バカだな」

総司さんが、優しく笑って口づけをしてくれる

あらわになった肩にも唇を押し当て・・・・上目遣いで、少しだけ意地悪い顔になった

 

 

 

第12話:初恋フォーエバー!10

 

「ほら、脱ぎやすいように手伝え」

「じ、自分で脱げますから!あと、これから着替えて部屋に戻らないと・・・・・!」

「そんなことよりも、オシオキが先だ」

「私、オシオキされるようなことしてませんよ!?」

「理由ならいくらでもある。俺のことを忘れていたからとか」

「中学の同級生を完璧に覚えているのは、総司さんくらいです」

「俺の気持ちを疑ったこととか」

「総司さんの気持ち?」

「俺がこんなにおまえを愛してるのに、二言目には契約だとか妻の役割だとか・・・・・」

「だって・・・・・あんな出会いだったんだから、仕方ないですよ」

(・・・・え!?今総司さん・・・・私のこと、愛してるって)

「おまえには、いくら教育しても足りないな」

「最初に言っただろう?いずれ俺の言うことを聞くようになると」

「もう充分、言うこときくようになってます・・・・」

「もっとだ、俺が触れたらカラダが反応するようにしてやる」

ドレスをすべて脱がせて、総司さんの手が私の全身を撫で上げる

唇が胸元から下へと下りていくたび、体が震えた

「おまえは最初から、俺に従う運命だ」

「んんっ・・・・」

「俺以外の奴の言葉は聞くな、俺だけ見ていればいい」

「総司さんっ・・・・・」

呼吸が荒くなって、お互いの息遣いが交わる

胸元を彷徨う総司さんの頭を、ぎゅっと抱きしめた

「そう言えば、まだおまえから聞いていなかった」

「え?」

「俺のことを、どう思っている?」

「そんなことっ・・・・言わなくてもわかってるじゃないですか・・・・」

「だが聞きたい?それとも、言わないつもりか?

そう言われると断ることができないのは、最初に契約した「奴隷」という言葉のせいか・・・・

(ううん、違う・・・・・きっと私達は、ずっとこのままだ)

(総司さんはずっと私に命令し続けて、私はそれを断ることができない・・・・一生)

一生ーーなんて素敵な言葉だろう

微笑み、私は総司さんに初めて、本当の気持ちを告げた

「好きです、総司さん 愛しています・・・・・」

「ああーー俺もだ」

お互いの気持ちを確かめ合うように、何度も激しいキスを繰り返して・・・・ようやく私は総司さんと、ひとつになれた

THE HAPPY END-白金総司-

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【2011/12/25 20:36 】 | 白金総司編 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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